2012年5月23日水曜日

Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) を改造する

夏に向けて その8(いい加減飽きてきた)

一応、Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) を取り付けて動かしてはみたものの、ドライブの配置がごちゃごちゃして気持ち悪いので、HDD、SSD の位置を変えることにした。

始めの配置は、HDD の冷却を考えて、HDD を上から2段目。それに干渉しないように、SSD を4段目に配置していた。が、しばらく使用してみても、ドライブの温度が上昇する気配すらない。なので、CPUクーラーへの通気を優先して、HDD を最上段、SSD を2段目に配置しなおす。

フロント側より 4-in-3 Device Module 内部

4-in-3 Device Module の中を前から見た絵。3.5inch 4基分の取り付けスペース。奥に、CPUクーラー、さらに奥に、排気用ケースクーラーが見える。


ところが、いざ HDD を最上段に載せてみると、明らかに HDD 上面に空気が流れないと思われる。さすがに、まずいかと思い、4-in-3 Device Module を改造することにした。

改造と言っても簡単で、邪魔な部分を切り取って HDD 上面にも空気が(多分…)流れる様にしてやるだけだ。

4-in-3 Device Module を切る

箱はアルミなので、加工は割と簡単。Pカッターでけがいて、端に金切りはさみで切れ目を入れ、ペンチでむしる。バリをヤスリで削ってお終い。当初は、空気穴を開けようかと思ったので、ドリルも有る。

ケース側より 4-in-3 Device Module 内部 ファン裏 改造前

で、改造前、こうだったのが…

ケース側より 4-in-3 Device Module 内部 ファン裏

切り取ると、こうなる。

120mm ファンの上下端部分が有効に使える。HDD を冷やすだけなら、下は切らなくても良いんだが、大した手間では無いので、こちらも切った。構造的に問題になる訳でも無いので、始めから、こういう設計でも良いのにとは思う。

フロント側より ドライブを内蔵した 4-in-3 Device Module

ちょうど、HDD の上面部分に開口ができる。

4-in-3 Device Module 越しの CPUクーラー

2段目に配置した SSD の下から、CPUクーラーを眺める。ドライブの電源ケーブル、SATAケーブルも気流に干渉しない。良い感じ。

この配置に変更してケースを閉じて、しばらく稼動させる。HDD の冷却に何の問題も無い。切る前に、温度測ってないから、そもそも切る必要すら無かったかも知れないが、まぁ、気にしない。



2012年5月20日日曜日

夏に向けて SAPPHIRE HD7750 を買う

夏に向けて その7

CPUクーラーを交換して静かになった分、より一層、グラフィックボードの爆音が気になって仕方が無い。

それで、直接、夏には関係ないが、SAPPHIRE HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP を購入する。

HD6670 と迷ったけど、世代の新しい、こちらを選択。


現在使用中の製品は、玄人志向 RH4670-E512HD/D4/AC。ファンコントロールが出来ない製品で、常に冷却ファンがフル回転していると言う、割り切った設計。結果、爆音。

ファンの掃除をしてやると、少しは静かになるんだが…。それでも、静かめの冷蔵庫のコンプレッサー並みの音が、目の前でしている。精神的につらい。よく、今まで耐えて来たものだと、我ながら感心する。

玄人志向 HD4670

取り外した、玄人志向 HD4670

SAPPHIRE HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP

購入した、 SAPPHIRE HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP

SAPPHIRE HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP 中身

中身。箱の中で固定されているわけでは無い、結構、梱包が雑。

SAPPHIRE HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP 排気部

排気部分。思っていた構造と、ちょっと違った。全部囲って有るのかと思っていた。

SAPPHIRE HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP on M/B

取り付けると、こう。

SAPPHIRE HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP in ケース

写っていないが、手前下側(写真右下)のケースフロントファンから、グラフィックボードまで、気流が通り抜け(理想)。


あらかじめ、ドライバーをアンインストールしてから、交換。付属CDより、ドライバー類インストール、最新バージョンに更新。と言う手順で行った。不具合無し。



Windows エクスペリエンス インデックスが、6.8 から、7.4 に上昇。プロセッサとプライマリーディスクが落ちたのは、別のところをいじったせいなんで、気にしない。

交換後に、Windows エクスペリエンス インデックスを更新しておかないと、システムがグラフィックボードを使いきってくれないので、即更新。

ただ、その前に、テンポラリー用の RAM Disk 容量を減らしたせいで、インデックスの更新ができず。環境変数 TEMP TMP を、適当に HDD に振りなおして、やっと更新。



非常に静か。ほんと静か。あぁ、快適。金を出した甲斐があった。

CCC 読みで39%回転でファンが回っている。これを手動で80%くらいにしてやると、前の玄人志向 HD4670 の音程度になる。

私の使用では、オーバースペックなグラフィックボードなんだが、補助電源無し、ミドルレンジ、低電力、なんて言うキーワードに惹かれる人には、お勧めかも。



2012年5月19日土曜日

Cooler Master 4-in-3 Device Module のファンを交換する

夏に向けて その6

夏に向けて その5 に書いた通り、Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) をケースに取り付けたが、実は、前段階が有る。

取り合えず、 4-in-3 Device Module 付属のファンのまま組み込んでみたが、これが結構うるさい。

別にファンコンを通しているわけでは無いので、1200 rpm フル回転で回る。すると、フォーーーンと言う、結構な風切音がする。

この音を抑え、静音化する為に、ファンの交換をする。

まず、ケースリアファンを、新規のファンへと交換する。

次いで、現在使っている、ケース付属のリアファンを、 4-in-3 Device Module 付属のファンと玉突き交換する事にする。ケース付属のファンは、フル回転させても静かだ。

Cooler Master Turbine Master MACH 1.2

新リアファン用に購入した、Cooler Master Turbine Master MACH 1.2

Cooler Master Turbine Master MACH 1.2 付属品

付属品。

Cooler Master Turbine Master MACH 1.2 ブレードを外す

ブレードが外せるので掃除が楽、サイドからの空気巻き込み式で排気用向き、と思い購入した。

4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) 付属ファン

4-in-3 Device Module 付属のファン。リブ無し。リブ無し用のプッシュリベット(プッシュピン?)で、本体に固定されている。型番がA12025-12CB-3BN-F1。

Sileo 500 付属ファン

交換の為に外した、Sileo 500 付属のリアファン。リブ有り。型番 A12025-08CB-3BN-F1。LED、リブの有る無し、の違いは有るが、同系統の回転数違いのファンだろう。こちらは、800回転。

Sileo 500 付属ファン on 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP)

それを、リアファン取り付け用のケース付属プッシュリベットで取り付け。リブ有りなので、リブ無し用のプッシュリベットは使用できず。

これらを取り付けて、最終的に、前回の 夏に向けて その5 の外見に落ち着いた。




夏に向けて Cooler Master 4-in-3 Device Module を買う

夏に向けて その5

CPUクーラーを、CoolerMaster Hyper TX3 EVO に交換した際の思い、5inchベイから吸気してやれば、通りが良いよなぁ…、を実現するべく、Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) を購入する。

吸気口としての役割と同時に、ケース付属のフロントファン直後に在る、ドライブベイの撤去により、従来吸気の改善もする。

と言う目的で、5inchベイ用の、HDD増設モジュールを物色した。

  • NINE HUNDRED系汎用 ファン付き3.5インチドライブベイ
  • Ainex HDC-504, HDC-503
  • Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP)

お値段やらを考えて、この辺が候補として上がったが、最終的に、120mm ファンと言う事と、ケースが Cooler Master Sileo 500 と言う理由で、Cooler Master 4-in-3 Device Module を選択した。Cooler Master のロゴに惹かれたと言うミーハーな動機だ。

最近、Cooler Master のパーツを多く買っているが、別段、Cooler Master ファンと言う事も無い。

Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) 箱

箱。あっさり。

Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) 内部

 内部側から、ファンをのぞく。HDD やらは、ネジ止め。

Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) 電源

ファン用電源。ペリフェラル ⇒ 3pin 変換コネクタ付き。3pin のファンコン繋げば、コントロールできる(はず)。

Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) 取り付けネジ


フロントパネル取り付け用ネジ。左右の4本を外せば、フロントパネルが外れる。ファン交換可能。

Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) ケース内部より

CPUクーラー CoolerMaster Hyper TX3 EVO 越しの Cooler Master 4-in-3 Device Module 2段目に HDD、4段目に SSD を配置。

Sileo 500 フロントファン裏

シャドウベイを取り払った、ケース付属フロントファンの裏。すっきり。

Sileo 500 フロントファン裏2

グラフィックボードまで、吸気がすっきり通る(はず)。ケーブル類が邪魔だ。気流改善用にエアロパーツでも作ろうかな…。最近のケースなら、裏配線で済むんだろうなぁ…。

Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) in Sileo 500

正面。こんな感じ。

Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) 回転中ファン

回転中。付属のファンは、青色LED発光タイプだが、LED無しの低速回転のファンに交換した後なので、光らない。

Cooler Master 4-in-3 Device Module (STB-3T4-E3-GP) フロントパネル

フロントパネルのメッシュ。埃を防いでくれると有難い。フロントパネルは、ネジを外して取り外せる様にしておいた方が、何かと便利だと思う。別に、ネジを締めなくても、不都合は無い。


HDD は、良く冷えている。室温24℃(もっと低い気がするが…)で、S.M.A.R.T.読み、26℃ だ。

PC全体は、冷えるようになったのか!?は、また改めて。




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2012年5月18日金曜日

Sharp Shooter で遊ぶ

せっかく、 Resistance 3 Doomsday Edition を購入したんで、PlayStation Move Sharp Shooter で手持ちにある Move 対応ソフトを遊んでみる。

  • Resistance 3 : ○ 当然ゲームになる。ジャンプとしゃがみが、移動と同時にできないのがちょっとマイナス。楽しい。
  • シューティングスタジオ : ○ 立って本気でやる体勢なら◎、座ってなら△。ショータイムと言う敵を遅くするエフェクトの起動の為に、モーションコントローラーを水平方向に360度回転させる動作が必要な為。
  • ビッグスリー ガンシューティング : ○ よろしいと思う。ただ、Sharp Shooter の能力が生かしきれない。
  • バイオハザード5 オルタナティブエディション : △ 普通にやっても、独特のコントローラー操作だけど、Sharp Shooter を使うと、さらにヘンテコになる。Sharp Shooter を使ってゲームがやれない事は無いが、積極的にしたいとは思わない。
  • ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3 : ◎ ポンプアクションでリロードもする。ゲームをしててしっくりくる。
  • The House of The Dead: OVERKILL Director's Cut:◎ これまたすばらしい。完璧。

他にも、Move 対応ソフトが有るけど、肉弾シャープシューターでやろうって人は、いないよな。

総じて、これらシューティング系のゲームは、Sharp Shooter を使うと、遊びやすくなる。直感的な操作が、良いゲーム性へ繋がるのだろう。

逆に、バイオ5の様な、非直感的な操作は、ゲームをめちゃめちゃにしてしまう危険性もある。使い方を間違うと駄目な入力装置だな。

最近、PC にかまけてるんで、ゲームに割く時間が、なかなか無い。寂しい…。





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夏に向けて Cooler Master Sileo 500 にフィルターを付ける

夏に向けて その4

いろいろ交換している際に、埃のひどさが目に付く。という事で、特に夏は関係ないが、フロントパネルの吸気口に不織布フィルターを付ける。

私が使っているケース Cooler Master Sileo 500 は、基本的にフロントパネルの脇及び下から吸気している。他に空気口は無いと言う、冷却性を無視した潔いケースだ。その分、静かなんだとは思う。


このパネルの脇と下から吸気される。


裏返す。四隅のタップネジを外してやると、サイドのパネルを外せるようになる。


で、外す。


近所のホームセンターで買ってきた、不織布のフィルターを適当に切って…。


吸気口に貼る。


下部は、適当に牛乳パックを切って、フレームを作ってフィルターを貼る。


このケースは、フィルターを貼った部分からのみの吸気なので、冷却性は、推して知るべしなレベル。フィルターを貼る事で、さらに冷却性は落ちるだろう。

フィルターを付けてはみたものの、現状では、5inchベイ 部分を開放していて、フィルターそのものに意味が無い。が、計画では後々生きてくる。

まだ、Sileo 500 は販売されているみたいだけど、薦めはしない。後継の Silencio 550 なんかの方が素性は良さそうだ。





2012年5月14日月曜日

夏に向けて CPUクーラー CoolerMaster Hyper TX3 EVO を買う

夏に向けて その3

box で買った i5-750リテールクーラーが、室温の上昇とともに、物凄い音で回りだす。高回転な分、かなり耳障りな音が出る。

毎年、夏場はダウンクロックで凌いで来たが、今年は、既に異様な音がする。ダウンクロックしていても、ちょっと負荷が掛かってくると、温度が簡単に50℃を超えてきて、高速回転しだす。

ちょっとやばい。

と言う事で、CPUクーラーを替えようと決意する。


リテールより静か、冷える、バックプレート無し、プッシュピンで楽々、ファンのお掃除楽々、グリス付き、サイドフロー、90mmファン。

なんていう、適当な条件を満たしそうなので、最終的に候補になったのが、
  • Thermaltake Silent 1156
  • CoolerMaster Hyper TX3 EVO
Silent 1156 は、1156専用なんで、使い回しが効きそうな Hyper TX3 EVO に決定。



中身。


補助部品。ごちゃごちゃ。


本体。


グリス盛るまで剥がさない。


こんな感じでプッシュピンを取り付ける。

ネジ穴が3連になっていて、それぞれの Socket 用に合わせられる。写真のは intel LGA775, 1366, 1156, 1155 用。AMD 用は、また別に付属。

4本仮止めしたら、一度、マザーに合わせて、不具合が無い事を確認してから、本締め。



そのままだと、ファンケーブルの取り回しがいまいちだったんで、180度ひっくり返す為に、ファンを取り外す。マザーに取り付けた後も、割と簡単に外れる。掃除がしやすい。

サンドイッチ構成にする為に、もう一個分のファン取り付け部品も入ってる。至れりつくせり。私は使わないけど…。


リテールクーラーと、グラフィックボードを取り外した所。


CPU の古いグリスは、ただの台所用アルコールで拭き落とした。専用の除去セットみたいな物も有るみたいだし、近所の薬局行けば、無水アルコールなんかも売ってるけど、気にしない。

古いグリスは、カピカピに干からびていた。そりゃ、冷えないわな。せっかく、CPUクーラー付け替えたことだし、今後、気をつけよう。


さて、誰が見ても明らかな様に、5inch ベイ に、吸気用ファンを設置したら空気の通りが良いよなぁ…。とは思う。


グリスを、プリンのヘラで延ばして、いよいよ取り付け。付属のグリスは、あんまり延びない。


取り付けると、こんな感じ。


下方向から。


取り外したリテールクーラー、埃まみれ…。たまに掃除はしてたつもりなんだけどなぁ。やっぱり取り外しが簡単じゃないと、掃除も難しい。


作業の邪魔になるんで、グラフィックボードも取り外す。そのついでにファンをボードから外して掃除する。こっちは、見せられないほど、こ汚かった。今まで、ボードから外して掃除してなかったんで、中がえらいことになってた。

爆音のグラフィックボードなんだが、掃除してやったら、幾分静かになった気もする。


いろいろ取り替えた後の電源投入は、何度やっても、どきどきする。すんなり動き出して、一安心。

リテールだと、ダウンクロックしても、平気で50℃超えてたのが、定格で動かしても、40数℃までしか上がらなくなった。なかなか良い感じ。

多分、10数℃下がったな。目出度い。


マザーのファンコントロールを切って、フル回転させると、さすがにうるさい。だいたい2800回転くらい。

ファンコントロールを入れると、アイドリング時に1400回転くらいで、37℃程度。室温は23℃くらい。2000回転に近づいてくると、音が目立ってくる。グラフィックボードが爆音なんで目立たないが、そこをいじれば、また感じ方は違ってくるかも。




さて、どう考えても、ここに空気穴があると、通気がよくなるよなぁ。と思い、ベイのフロントカバーを取り外してみる。

ティッシュを短冊にして近づけると、かなり吸い込みが有るのが判る。今までは、全て、フロントカバーのサイドにある吸気口から吸ってた事を考えると、かなり素直な空気流って気がする。

つまり、夏に向けてシリーズが、さらに続くと言う話だな…。金が…。




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