我が家のサラウンドは、4.0 構成で、
アンプ:
Pioneer VSA-LX53
フロント:
HAEBETH HL-P3ES
リアサラウンド:
YAMAHA NS-F210
こんな感じ。フロントは、余った ch 分のアンプで、
カナレ 4S8G を使って、バイアンプで鳴らしてる。
4S8G は、
4S8 と何か違うのか?って興味で買ってみたが、正直、聴感上の差は認識できない。
普通なら、リア用のケーブルも一緒に処理してしまうんだろうが、実際、作業した時には、フロント分繋いで力尽きてしまった。で、リアは、おまけでついてた赤黒ケーブルでごまかしてた。
おまけを使うとは言っても、所詮、リアサラウンド用なんで、大して問題は無いだろうと、高をくくっていたんだが…。
アンプ裏掃除ついでに、ずーっと、めんどくさくてやってなかった、リアサラウンド用の、
カナレ 4S8 を、ようやく繋ぐ。
とりあえず、しょっぱなの感想は、たかがリアサラウンドスピーカーと思って、ごめんなさい…、だった。
『THIS IS IT』を再生してみると、ケーブル替える前とは、低音の締りが全然違うし、音場の定位、ハンドクラップなんかの細かな表現なんかが段違い。あら、びっくり。
普段は、リアが鳴る様な音源を聞いて無いし、聞いてもゲームの効果音程度だったんで、あんまり気になってなかっただけだったんだなぁ、やれやれ…。
元の、おまけ赤黒ケーブル +
オーディオテクニカ ソルダーレスバナナプラグ AT6302
太さが、こんだけ違う。さすがにこんだけ違うと、ダンピングファクターも、全然違う。低音が締まるのは、当然だな…。
さすがに20mも有ると、巻いたまま作業をすると、よじれて後々大変なんで、あらかじめ8の字に、置きなおしておく。8の字に置く時には、回しながらほどいていかないと、やっぱりよじれるんで気をつけて。いっぺんこの形にしてしまうと、端を持って引っ張ってもよじれないんで便利。
被覆をむくと、中は、こうなってる。 糸が巻いてあるんで、少々引っ張っても、心線に負担が掛からない。さすがに業務用。
左右用で、心線剥きが、計16回。フロントだけで力尽きたのは、これが32回有ったからだ。ワイヤーストリッパーでも有れば楽なんだけど、これを、平ニッパで、ちまちまやるとしんどい。特に、腰が…。これも1本失敗して、被覆飛ばしちまった。後でゴミ探し…。
赤、白、それぞれを捩って、バナナプラグの基部に通して、余分を切断。4本のツイスト線を2本づつまとめて使うと、
『物理的』にノイズに強くなるんで、バイアンプで駆動してるフロントでも、そういう使い方をしてる。まぁ、実際にどんだけ効果が有るのか?ってのは、大して電気ノイズなんて有りそうも無い、ご家庭環境では、気持ちの問題かも。
で、こんな感じで拡げて、ケーブル側はおしまい。保護用に接点復活剤を、ケーブル側、プラグ側に、あらかじめ吹いとく。後はバナナプラグの、プラグ部をねじ込んで、プライヤーで増し締めして作業終了。やっぱり、腰が痛い…。
結論:どうせやらなきゃならない事は、先延ばしにしても、良い事無い。
結論2:120円/m は、極めてお買い得。価格太さ比万歳!
サウンドハウス ここで買った。
カナレ 4S8