2011年11月13日日曜日

WM3500R を導入する

先だって、au から、HTC EVO WiMAX ISW11HT を借りてみて、私の環境では、スマートフォンをWAN端末として WiMAX を運用するのは無理と、自らの中で結論を出していた。

結局、有線LAN運用が出来ないと、どうしようも無いという事で、WM3500R をクレードル込みで導入した。

後々、WiMAX端末の追加が可能で、縛りがわりとゆるい(1年)、さらに現在契約中のプロバイダでもある、@niftyを MVNOとして契約。Nifty専用品で安く購入できる。

大きさは縦が短めのスマートフォンと言った感じ。持ち歩いて重さが気になるという様な重さでは無い。先着何名様だかに、おまけで付いてくるシリコンカバーに入れて持ち歩けば、傷もつかないだろう。ちなみに、このカバー、あまり使いでが良くない。装着したままクレードルに繋げないのだ。

WiMAXの屋内設置は、結構場所を選ぶ。窓のそば辺りが一番感度が良いが、大抵は、そんなところに設置すると邪魔くさい。クレードルにLANケーブルと電源を供給しなければならないから、なおさらだ。とりあえずは仮に設置して、何か恒久的な台でも考えなければならないとも思う。



HTC EVO との速度比較だと、単体で使ったEVOと、おそらく同程度。(WM3500R はkakakuのテストで最速を示したが、JAVAアプレットを用いている為、HTC EVO では計測できなかった。しかし、他のテストが同程度だったので、ま、おそらく)

が、HTC EVOとは異なり、WM3500R はWi-Fi経由での速度低下を、ほぼ感じない。さすが本職。有線LAN経由、Wi-Fi経由、同等に15Mbps以上を出していた。



残念ながら、良い事ずくめと言うわけでも無い。

私の携帯電話は、au の SH006 と言う Wi-Fi WIN 機で、パケットを全て Wi-Fi に流す事ができる。よって、これを WM3500R に接続して使用する事は、当然の事なんだが…

致命的に相性が悪い。ezwebに繋がれば当然速いんだが、そもそも頻繁に繋がらない。

いったい何が悪いのかすら切り分けもできない。

au で聞いてみても、相性が悪いとしか言われない。なんだ、それ?って話だが、いったい、この不満をどこにぶつけたものかすら、良くわからない。

結局、繋がらないときは、Xperia mini proイオンSIM でテザリングをして使う羽目になる。ベストエフォート100kbpsでも、大してストレスが溜まらないのが、びっくりだ。確かに、携帯電話向けのサイトなんて、そんな程度の通信速度で十分だよな、と納得する。

この問題は、そのうちどっかに持ち込んで、何とかしたいとは思う。


さらに、想定外の問題。

設置場所が、窓のそばになるのは覚悟していたが、直射日光で結構な温度になってしまうのは考えていなかった。悪いことに、選んだ色が黒だったりするのでなおさらだ。これは盲点だった。

今時なら、まだましだが、夏場は、確実に機器に悪影響が有るだろう。日除けを作らねばならない。色も白を選ぶべきだった。